家を建て直すか?フォームするか?悩んでいるあなた。
そもそもどこまでをリフォームと呼べるのか?考えたことありませんか?
家を新築すると今の建築基準に合わせないといけないので、もとあった家よりずいぶんと狭い家しか建てられない場合があったりする。
様々な理由で新築を断念した場合、残るはリフォーム。 改築ですね。
ここで大規模な修繕と改修の違いについて一言。
修繕とは、経年の劣化や風水害やその他の要因によって修理や取替え等の必要があり、元の状態まで回復させて応急処置ではなく恒久的に使用できるように処置を施すことです。
歴史的文化財が一定期間を置いて計画的に「修繕」されたり、痛みの激しい屋根の葺き替えを同じ材料で定期的に行うことを指しますね。
改修は、経年劣化による修繕に加え、生活スタイルの変化等で合わなくなった居住環境をより住み良い環境にするために行う工事のことです。
工事前より居住環境が良くなることを目標にしていますし、建物の長寿命、資産価値の維持にも貢献しています。
大規模修繕の範囲ってどこまでを指すのか気になりますよね。建築確認が必要なのか?耐震補強が必ず必要なのか?
床面積が増えたりしない限り、屋根を葺き替え外壁を丸ごと貼り替え、間取りを変えても建築確認不要で工事ができます。
ただし戸建て住宅を別目的で改築する場合は注意が必要です。
ほとんどの修繕は、今より安全で快適な生活を将来にわたっておくるためにするものです。
ただ安全性度外視で行う無茶な改修が建築確認不要のリフォームの陰に隠れて行われる場合があります。
この柱がなければこの部屋広く使えるのに・・・ この壁取ってしまって広いリビングにしよう! なんて安易に行っては大変危険です。
これからの改築は、将来修繕や設備の更新に備えてメンテナンスしやすい状態にしておくことも重要です。
リフォームって難しい!
とあきらめず、将来の遺産として次の世代に残すために修繕、改修して住まわせてもらっていると考えてはどうでしょう?
では。