最近のキッチンの高さはほとんどが85センチ。
昔のキッチンをリフォームされる方の多くが高さ80センチでした。
この高さを、リフォームの時に無理に変えてしまう方が多くいます。
お客様へ「ご自分の身長は急には伸びませんよ!よーく考えてくださいね。」と伝えるのですが、お子様の身長や今時のキッチンの主流の高さが85センチだという事で、つい今までより高いキッチンを選びがちです。
ガスからオール電化(IHヒータ)に変えた場合、ガスのゴトク部分がなくなるので若干高さに余裕が出ますが、これは誤差の範囲内。
今までの調理道具をこれからも使って調理するのならなるべく背伸びせず一番楽な高さにしましょうね。
さてこちらのお宅は、20数年ぶりのキッチンリフォームです。
選ばれたのがクリナップ クリンレディ
シンクも調理台もキャビネットの中までオールステンレスがクリンレディの特徴です。
キャビネットはいくつかの箱になっている物を組み合わせてます。
水平垂直を確認しながら固定していき、作業は進みます。
こちらが工事前。
そしてこちらが工事後。
床と壁の垂直があまり良くない場合、作業が手間取る場合があります。
このお宅も、実は若干手間取りましたが、無事完成です。
ステンレスシンクが輝いていますね。
キッチンのワークトップは2種類に大別されますが、ここ10年程で主流になりつつある人造大理石トップを選ばれる方が多いのですが、ステンレス派も根強くいらっしゃいます。
空き缶などのもらい錆などはステンレスでは結構気にしなくてはなりませんが、人造大理石でも全くつかないわけではありません。
要は好みの問題。
メーカーによっては、どちらが高級グレードなのかわからないほどそれぞれに特徴を生かした仕上がりになっています。
個人的には、カラーステンレスのシンクと人造大理石トップの組み合わせが好きなのですが、皆さんどうですか?
ハンドムーブ昇降付き吊戸棚も取り付けました。
吊戸棚の使い勝手が敬遠される中、目の高さまで下げることのできる昇降付き吊戸棚は、ショールームで体験されるとその使い良さが改めて感じられるようですね。
今回は、機能満載で大満足のキッチンリフォームでした。
それでは また。