最近は、年配の方のリフォームでも畳からフローリングへリフォームしたいと言う依頼が増えています。
ベットでの寝起きが増え畳の部屋では都合が悪く、どうせ畳替えするなら思い切ってフローリングにしたほうが、掃除もしやすいし楽かもということのようです。

畳の床をフローリングにするには、まず畳を撤去します。その時畳の厚みを計っておきます。
ほとんどの畳が55~60mm程度です。 よく歩く場所や入り口付近は厚みが違うことがよくあります。
畳を撤去すると下地材が現れます。

建てられた年代などによって、下地材の材質が違ってきます。
杉板が敷き詰められている場合や合板が使われている場合。 様々です。
畳の下には通常断熱材が使われていません。
畳自体が断熱材の役目をすると考えられていたのでしょうね。
これからの1階のリフォームに、断熱材は必須です。
床貼りする前に、床面が平らかどうか確認することを忘れずに。
何十年も前の下地が、今も何事もなく平らなことはめったにないのです。
釘が緩んでいたり、釘自体打ってなかったり・・・。
我々もそうですが、解体のことまできちんと理解して、新築することはなかなかできそうでできないことですね。

フローリングの貼り替えは、貼る前の下地作りではぼ決まります。
見えないところに時間をかけること。これ大事ですよね。
では。