スズランホーム石山の自然素材ブログ

毎日あんなこと、こんなことして掛川、菊川、袋井市内を飛び回っています。      

漆喰って 何からできているの? その②

防火性能もよく、美しい仕上がりですのでもっと住宅にも普及してもいいはずなのに、

なぜ漆喰の壁がこんなにも減ってきたのでしょう? なぜ職人から敬遠されるのでしょう?

いくつか理由があります。

① 練った材料を塗っていく湿式工法は、工期が長く手間がかかって現在の建築には向かない。

② サイディングやビニールクロスなどの乾式工法素材が多く出回り、安価で施工の簡単な為多く使われている。

③ 漆喰によっては、合成樹脂、合成糊が混ざっていてそれがカビを呼ぶ。 使う場所によっては緑色の藻のように

  発生する。

④ ひび割れが出やすく、施工に経験と腕が相当必要になる。また職人の腕のよしあしで仕上がりが大きく違う。

以上の理由から、工期にスピードが要求される現代の住宅から漆喰が消えていったのです。

工期がかかること = コストアップにつながります。 お施主様から別に漆喰でなくても・・と言われてしまっています。

でも漆喰の素晴らしさは誰もが認めるところ。

明日はこの漆喰の持つ殺菌性、調湿性、耐久性、安全性をお話していきます。



これについてはまた明日に・・


樹に囲まれた生活が大好き! 静岡大好き!
フォレスト専務の石山でした。

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