8月ももうすぐ終わり。 すっかり暑さでバテバテなので少しでも涼しげな話題をと思いましたが・・・
TVでは台風の話題で持ちきりですが、どうやら今回の台風は県内にはあまり影響なさそうでホッとしています。
でも、頻度で言えば地震より台風被害のほうが年に何回も来る可能性があるわけで、台風の季節はいつもドキドキしながら神経とがらせてニュースをチェックしています。
台風は地震と違って事前にいろいろと準備できることが唯一の救い。
進路予想図を見れば雨風の強くなる時間から風向き、降水量を予測できます。
静岡県より東に進路をとった今年8月の台風などは、基本的に被害は少なくて済みます。
西日本から近づいたり上陸した台風は、南風が海水をたっぷりと吸い上げ大雨暴風を覚悟しなければなりません。
実際の天気はもっと複雑で、前線を刺激して台風とは関係のない遠いところで大雨が降ったりと、台風以上の被害も考えられます。
建物にとって雨風は、家の寿命にもかかわるリスク以外の何物でもありません。
よく聞くのが、普通の雨では雨漏りしなかったのに、台風の雨になると必ず雨漏りする箇所があるということ。
例えばこちら。
1階部分の屋根が建物の東面外壁と接しているところです。
普通の大雨程度では平気なのに、台風の風雨では必ず雨漏りするとのこと。
防水処置の甘さから板金の下がポッカリと穴が開いてしまっています。
築20年以上の建物にはよくあることですが、気づくのが遅いと建物に致命的なダメージとなります。
台風が逸れてホッとしている今こそお宅の点検をもう一度見直すいい機会かもしれませんね。
それでは。