ついに始まりました! はじめまして フォレストホームズの専務石山です。
皆さんが思い描く夢のマイホームってどんな感じですか?
高~い吹き抜けがあって広いリビングに明るい窓の光が差し込んで
住む人全てが笑顔になるそんな住空間って、いいな~って思いません?
フォレストホームズでは創業から一貫して自然素材、
天然素材にこだわっています。
どんな素材で家ってできてるの?
樹の家って丈夫なの??
そもそもこの丸太って中まで本物???
そんな疑問、質問に一つ一つお答えしていきながら、
建物に使われている建築素材、特に自然素材を中心に
解説していきます。
初日のテーマは、ズバリ 柱など骨組みに使われる「丸太」 です。
丸太を使った建物って言うと神社仏閣、ログハウス(丸太小屋)
を思い浮かべますよね。
先日引き渡しをさせていただいた菊川市のY邸にも丸太がたくさん使ってあります。
そういえばこの事務所も丸太柱でできています。
住宅で使われる木、特に構造材は最近では集成材が多く使われていて、
中には2~3種類の木が混ざった集成材まであります。
強度、コスト、施工性(ねじれにくい、反りにくい)を考え、
多くのハウスメーカー、工務店が採用していますね。
悪いことではありません。
ただ、適材適所というものがありますから、各住宅会社の考え方次第ですね。
我々フォレストでは、未だ構造材材に集成材を使っていません。
なぜかって 自然素材住宅を創っているから当たり前でしょ! ではなく、
ただ何となく自分に合わないなというのが本音です。 (すみません、抽象的で。)
話を丸太に戻します。
丸太が柱や梁に出ている建物は樹そのものが持っている風合い、
肌触りがそのまま内装、外装となります。
ですから使う木の種類によって、そして使う本数によって雰囲気がガラっと変わるのです。
よく使われる丸太として、
① ダグラスファー (別名:米松 トガサワラ類マツ科)
比重が重く強靭、加工性がよく主に北米から輸入される。
ヤニが多く 特に日の当るところでは琥珀色の雨粒のように樹の表面を覆うこともある。
② 杉 (スギ科 )
やわらかく加工がしやすい。 丸太で使う場合、
水圧で皮むきするとつやのあるやさしい木肌の仕上がりになる。
③ カラマツ (マツ科)
日本では北海道を中心に多く流通。
木肌はダグラスファーに近いが、辺材の白と芯材の褐色がくっきりとしている。
重硬で強度は強いが、野外ではヤニが多く、米松、杉に比べてやや割れが
大きく出ることがある。
④ ヒノキ (ヒノキ科)
古来より神社仏閣から住宅まで幅広く多様され、弾力性、加工性、耐久性共にすぐれ、
木肌の美しさと香りの良さから住宅建材№1の人気。
ただ産地によっては非常に高価になる。
丸太の状態では、ワンポイントでリビング、床の間、ポーチ柱等に使用されることが多い。
が代表的な樹種です。
それぞれ一長一短がありどの樹種が良いかは、個人の判断が必要ですね。
最近では、高気密高断熱住宅が高スペックハウスということで人気です。
シックハウス対策の新建材が多用され、住宅の品質が一定に保たれた半面、強制換気や、
加湿器が手放せなくなってきています。
自然素材住宅はそういった意味では、欠陥の多い住宅なのかもしれません。 でも樹の持つ優しさや味わいって
数値では表せませんよね。
人それぞれ価値観が違います。持って生まれた環境も違います。
我々の価値観は過度なスペックを追うのではなく自然素材の持つ優しさをうまく取り入れた建物を皆さんに提供することです。
こんな私ですが、皆さんに自然素材、天然素材の持つ素晴らしさをどんどん発信していきます。
それでは、また明日
樹に囲まれた生活が大好き! 静岡大好き!
フォレスト専務の石山でした。